流行戦略

いま流行の「131ハイパー戦略」について解説!

本記事のライター:Nabe

モバイルレジェンドで最近流行っている「131ハイパー戦略」についてお話したいと思います。※ver1.4.94時点での内容です。

131ハイパー戦略とは?

131ハイパー戦略」とはトップレーンに1人、ミッドレーンに3人、アンダーレーンに1人という131配置に、火力役にお金/経験値/バフを全て集めるハイパーキャリー戦略が合わさったものです。

試合時間10分を過ぎる頃には、相手の火力役との成長度合いで決定的な差をつけて勝利する。いわば超アーリーゲームを狙った構成です。

  • 両サイドレーンにはファイター
  • ミッドにはタンク、サポート、ハンター等の火力役

というのがオーソドックスな形ですが、最近ではこの構成にも変化が見られ、同じ131でもいろいろな型が出てきています。

ちなみにハイパーキャリーは試合を勝利に導くという意味のキャリー(Carry)であり、ハンターのキャリー(Karrie)の事ではありません。また、ハイパーキャリー戦略の核となる火力役ヒーローを『コア』と呼んだりしているようです。

131戦略はなぜ広まったか

122構成への対抗策として誕生

まずは、131構成が流行ったキッカケについてお話したいと思います。

およそ4~5ヶ月くらい前までは、122の構成が主流でした。

122の主な配置は

  • トップにファイター1人
  • ミッドにタンクとメイジの2人
  • アンダーにサポートとハンターの2人

この122構成に有効な戦略として考えられ広まったのが、131構成でした。

その狙いとしては

相手が122の構成でメイジとハンターがファームをする中で自分たちはハンター一人を成長させることでレベルとビルドの差をつけて一気に試合を決着させてしまおう

というものでした。具体的には、

相手のメイジとハンターがレベル10の時に自分たちのハンターはレベル12に、相手がレベル12の時には自分たちのハンターがレベル15になれば、相手に火力が二人いても勝てるだろう

という考え方です。

Bigetron Alphaの活躍

最初に世界的に認知されたのはMPLインドネシアシーズン5でBigetron Alpha(以降、Bigetron)というチームが採用した131構成だったと思います。配置は

  • トップにウラノス
  • アンダーにファイターかメイジ
  • ミッドにハンター等の火力とサポートを二人

当時、ウラノスはタンクとして認識されていましたが、あまりピックされない不遇なヒーローという感じでした。しかしトップにソロレーナーとして採用されてみると、生存能力とレーン管理能力に優れ、サポートとハンターの二人を相手にしてもなかなかデスしにくい強さがありました。

そしてミッドにはキャリーやグレンジャー等のハンターと、ナナやディガー等のサポート二人を配置してひたすらハンターを守ります。当時バトルスキル「火炎爆弾」が非常に強かった事もあり、ナナとディガーの二人で敵を近寄らせないようにしていました。

これによってBigetronは勝ち続け、レギュラーシーズンをRRQに次ぐ僅差の2位につけることに成功しました。

この結果によって、131ハイパー戦略の強さが認知され、一気に浸透していきました。

131の現状と変化

Bigetronの活躍から数ヶ月、今ではトップ層、フルパーティだけではなく、3人パーティやソロプレイでも131戦略が採用される事が増えてきています。

元々は相手が122であることを想定して考えられた131ですが、今では両チームが同戦略を採用するようになりました。これに伴い、戦略も変化を見せています。

特徴的だったスタイルをいくつかご紹介します。

ULVLの131

まずは、フィリピンのULVLが見せてくれた少し変わった131をご紹介します。各ポジションには以下のヒーローたちが採用されました。

トップアンダーミッドミッド-コア
f:id:premium-a:20181225203954p:plainデームスf:id:premium-a:20181225201410p:plainウラノスアテラス f:id:premium-a:20181226091103p:plainランスロット
ローイー 

 

3人で動くはずのミッドがバラバラに動く」という特徴的な立ち回りをしていました。

ローイーはアンダーのウラノスの支援に、ランスロットはファームに、アテラスはミッドのレーン管理をしながらいつでもトップのデームズと連携が取れるように構えています。

コアをハンターにした場合にはバフを獲得する際には誰か一人がサポートしなければなりませんが、アサシンをコアにすることでサポート不要となり各レーンの補助に回ったり視界を取ることができます。ここからランスロットはアテラスと一緒にアンダーに向かいアンダーで集団戦を始めることも出来ますし、ミッドに寄ってプッシュすることも出来ます。柔軟な動き方ができる構成と立ち回りです。

最初は131、途中から111+フリー2

最初は131で開始して、各レーンに1人ずつを固定、残った二人が自由に動き回る戦略も最近は見受けられます。

相手が131である場合、ミッドの3人がサイドレーンに寄るかサイドの1人がミッドに寄る事で4人で集団戦を始める場合が多いので、必ずどこかのレーンは守備が無くなります。そこを突きながら、さらにもう1レーンで有利を作れれば2本のレーンを押すことができます。

Arkangelの131

続いては、同じくフィリピンのチームであるArkangelも変わった形の131を見せてくれました。

トップアンダーミッド
リンf:id:premium-a:20180602115033p:plainクラウドf:id:premium-a:20180416110151p:plainヘラクレス
f:id:premium-a:20180630201154p:plain星夢
f:id:premium-a:20181225195356p:plainマイシータール

 

トップにリン、アンダーにクラウドを配置してこの二人が自陣のジャングルを狩って成長します。バフを獲得するのはトップのリンです。

そして相手に両サイドへのガンクをさせないように、星夢ヘラクレスマイシータールの3人が常にミッドで圧力をかけ続けます。

相手のミッドがサイドにガンクに向かったらすかさずタワーを折る構えです。通常はミッドにコアを置いて皆でジャングルを狩りながら成長させるものですが、この戦略ではミッド3人は一切ジャングルを狩りません。

他にも様々な形が…

他にも

  • コアにゴセン、サポートにセリナ、アンダーに隼のアサシン3人構成
  • 遠距離攻撃一切無しのタンク1人にファイター4人構成

などの構成も観たことがあります。

131で採用されやすいヒーロー

続いては、131で採用されやすいヒーローポジション毎に紹介していこうと思います。

サイドレーン
 エスメラルダf:id:premium-a:20181225201410p:plainウラノスf:id:premium-a:20181225203954p:plainデームスf:id:premium-a:20180416100818p:plainメタルヘッド
f:id:premium-a:20180418032810p:plainシュウマーシャゾンエックス

 

131ハイパー戦略が普及してお互いに同戦略を採用してからは、サイドレーンでは1対1の戦いになることが多くなりました。どちらが先にミニオンを処理してミッドの3対3の戦いに参加できるか、どちらがより深く敵陣に入って視界を確保できるか、色々な要素が必要になりますが、生存能力が高く敵陣深く侵入しても帰りやすいヒーローがよく選ばれているようです。

ミッドタンク
アテラスf:id:premium-a:20190109163732p:plainクッフラーf:id:premium-a:20180416110151p:plainヘラクレス玄覇

 

ミッドタンクとして採用される事が多いのはこの4体で、それぞれ優秀な特徴があるヒーローです。特にアテラスクッフラーが重要視されている現状、やはりイニシエートが大事という事でしょうか。最近はアサシンがピックされる事が増えてきている為にクッフラーの重要度が上がってきているようです。第二回JMC決勝ではミノタウロスがピックされ、大活躍して勝利に貢献し驚かせてくれました。

ミッドサポート
f:id:premium-a:20180718182757p:plainセリナローイー f:id:premium-a:20180416105644p:plainファーサf:id:premium-a:20180416105647p:plainヴェルス
ボボル&クバf:id:premium-a:20181225073152p:plainアンジェラf:id:premium-a:20181225073712p:plainカチャ 

 

ミッドのサポート役には序盤から火力が出せることコアを守る為にピールをすること等が求められ、これらのヒーローがピックされているようです。

セリナローイーの序盤での火力の高さは間違いなく脅威ですし、ボボル&クバはスタン性能に加えて防具ばかり装備しても火力が出るところが魅力です。

アンジェラはSPスキルでコアやサイドレーンのファイター等に憑依できるのが強力でよく採用されています。特にリンに憑依するのが強く特にフィリピンで重用されています。

コア
リンf:id:premium-a:20180602115033p:plainクラウドf:id:premium-a:20181226091103p:plainランスロットf:id:premium-a:20190109163732p:plainグレンジャー
f:id:premium-a:20180416110004p:plainキャリーf:id:premium-a:20181225203507p:plainハリスf:id:premium-a:20180416105949p:plainブルーノ 

 

火力の要、コアには移動スキルがあり火力を出しやすいヒーローが主に選ばれているようです。特に最近はランスロット等アサシンが多用されており、キャリー等の育つまで火力を出しきれないヒーローの勝率が若干下がっているようです。

JMCで猛威をふるっていたハリスはあまり見かけませんでしたが、大会後フィリピンを中心にまたピックされるところを見かけるようになりました。

今後もトッププレイヤーの皆様には新しいワクワクするピックを見せてもらいたいです。

131の立ち回りのポイント

最後に、個人的に131の立ち回りにおけるポイントを4つ程ご紹介します。

①ミッドの3人が離れすぎないこと

敵がサイドにガンクに来た際や、プッシュできるレーンを見つけたとき、ミッドの3人のうち1人だけが単独で向かってしまうと、上手くいかない場合が多いです。ミッドの3人は離れすぎないように行動すると良いでしょう。

②コアにはタンクorサポートが同行する

131戦略の要はコア(火力)が育つことにあります。タンクかサポートのうち一人はコアに同行することで、コアがデスしてしまわないように補助しましょう。

③タンクが先導を切る

タンクが先導を切ってブッシュに入り視界取ってから、コアとサポートが続くのが理想であると思います。戦闘を仕掛ける際も、タンクによるイニシエートにサポートとコアが続く形を作れれば有利を取りやすいです。

④コアを守ることを最優先に動く

相手チームから攻撃を仕掛けられた場合には、コアを守る事を最優先に素早く退く事も大切です。

また、サポートとしてメイジをピックした場合には、スキル使用時にどうしても「敵への攻撃」に意識が向いてしまいますが、基本的には「コアを守る為」に使う方が良い結果を得られると思います。

変化を続ける131

モバイルレジェンドでは、ゲーム内アップデートにより環境が大きく変化しますが、それに伴って新たな戦略が生み出されます。今回の131はその顕著な例です。

今後、どのような戦略が生み出されていくのか、非常に楽しみです。

本記事のライター:Nabe

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