JMC

【国内大会】第二回JMCを振り返る!JMC総括編

本記事のライター: Nabe

2020627、28日、75日の3日間にかけて開催され、大変盛り上がった『第2回JMC』について振り返ってみたいと思います。

第二回 JMC 最終結果

こちらが大会の最終結果です。

出典元:JEG 公式Twitterアカウント
1位10secondGaming+
2位Nimbus Gaming
3位番長と愉快なナマカ達

優勝 10second gaming+

出典元:モバレ公式YouTube

第二回MJCは10second gaming+(以降10s)が優勝となりました。本当におめでとうございます。

10sは昨年マレーシアで行われた世界大会M1に出場し、ベスト6入の快挙を果たし、世界に日本の強さを証明したチームです。

M1当時とは異なるメンバー構成と戦略
出典元:モバレ公式YouTube

今大会では、M1時の構成メンバーであるObuyanさん,Pappaさん,Sureiさんの3名、そこにSevneaさんとHaruさんを新たなメンバーとして迎えた新体制での出場となりました。

M1ではタンクを担当していたSureiさんが、サイドレーンを担当するなど、10sとしての新たな形を披露しました。

試合における10secondGaming+

10sは流行の131のハイパー戦略(火力役にお金と経験値を集める戦略)を採用。序盤はしっかりと火力ヒーローを育てつつも、敵からの急襲に対応する準備を行い、相手の布陣に隙を見つけては積極的に仕掛けていました。メンバー同士の意識共有も素晴らしく、行動の優先順位を決めて効率よく動けていたのが印象的でした。

10second Gaming+ の強さとは?

10sはチームとして熟練された連携、各個人がもつ高度なプレイスキルを兼ね備えるまさに万能型チームです。試合を大きく左右するバンピックにおいては有利になる事はあっても不利になることはまず無い程の戦術の豊富さを持ち、どんな局面にも対応できるチームです。

次のJMC3への出場や、今後の活躍にも期待が高まります。

準優勝 Nimbus Gaming

出典元:モバレ公式YouTube

準優勝Nimbus Gaming(以降Nimbus)でした。

今大会では、世界的に有名なYouTuberでありプレイヤーのYasueさんがサポート、ME MID PLS!さんが火力役としてのアサシン、MeshiMeshiさんがタンク、HoshiさんとSabuuuuさんがサイドレーンを主に担当しました。

HosiさんとSabuuuuさんのお二人が連動するかのようにサイドレーンをプッシュし攻撃をしかけていたのですが、その流れるような立ち回りは本当に素晴らしかったです。

またMeshiMeshiさんのガレック、Sabuuuuさんのゾン、Hoshiさんのシュウは特に相手にとっては常に驚異であり続けたと思います。

10secondGaming+との対比

10sがヨーロッパの統制が取れたサッカーならNimbusは個人技に優れた南米のサッカーのような、そんな対比があったと思います。準決勝以前の試合で、それぞれ非常に高い個人技を見せつけて勝ち上がった彼らが、決勝で10sを相手にどのような戦いを見せてくれるのか終始ワクワクしていました。

個人としての技術、チームとしての連携を更に高め、第三回JMCでも大活躍してほしいと思います。

3位 番長と愉快なナマカ達

出典元:モバレ公式YouTube

番長と愉快なナマカ達チーム(以下La+)が3位決定戦に勝利して銅メダルとなりました。

La+のバンピック

1回戦で強豪チームを相手に見事な勝利を見せてくれた際には、バンとピックに明確な意思を感じました。リンとそのカウンターになるクッフラーを合わせてピックするなど、チームが不利にならないようにしつつも得意な構成を確保していました。

試合におけるLa+

リンをピックした試合には、その機動力を活かして上下のレーンにガンクを仕掛ける事を優先。グレンジャーをピックした試合では序盤からグレンジャーのバーストダメージを出して有利を築く等、構成ヒーローに合わせた柔軟かつ素晴らしい動きを見せてくれました。中でもマファセスを取り入れた戦略はお見事でした。

今後もこの大会で見せてくれた事をベースに更に実力を高め、大会に挑戦されることに期待です。

上記3チームを含め、大会に出場した全てのチームがまた次の大会で顔を合わせ、競いあって下さることを切に願っております。

今大会でのバンピック傾向

続いては、試合におけるバンピック傾向から、特に気になったヒーロー4体についてお話したいと思います。

ゾン

まず1体目はゾン。海外のプロ大会ではヒーローの使用自体が禁止されており、観れる機会がないのが現状。

そんな中、今大会では使用可能となっており、どのような活躍を見せてくれるのかが注目のヒーローでした。

結果として、試合でピックされれば例外なく大活躍し、バンorピックを最優先されるべき強力なヒーローであることを知らしめました。

これから更に人気ヒーローとなっていくでしょう。

ハリス

続いてはハリスです。

初日から決勝戦に至るまで複数チームにピックされ、バフ/お金/経験値を集めるハイパー戦略の主軸として採用されていました。

今大会JMC2では人気の高かったハリスですが、なんと、ほぼ同日に行われたインドネシアの大規模大会【MPL】では全くもってピックされませんでした。大会のメインとなるプレーオフ9試合と決勝戦に至っては一度もピックされていません。

海外ではハイパー戦略の火力役に採用するのはハリス以外に適任がいるという認識なのでしょうか。

このように、海外と日本におけるメタの違いを顕著に示したハリスの存在にはゾン以上に驚かされました。

ボボル&クバ

続いてはボボル&クバです。ハリスとは対照的で海外ではピック率の高いヒーローですが、今大会ではあまりピックされず。

ローイー

そしてローイー。こちらのヒーローもボボル&クバ同様に海外ではピック率が高いですが、今大会では低ピック率となっていました。

以上のバンピック傾向から、海外とは違う日本独自のメタが存在することが分かりました。M1以前は人気が低かった玄覇ですが、10secondGaming+が日本のメタを世界に披露した途端人気となったように、日本独自のメタが開発され、世界大会等で広まっていけば嬉しいですね。

試合傾向

続いてはJMC2における全試合の傾向についてお話します。

本大会では、ほぼ全試合で131ハイパー戦略 が採用されていました。トップレーンに1人、ミッドレーンに3人、アンダーレーンに1人つき、1人の火力役を集中的に育てる戦略です。

この戦略は、世界的にも同様の流行となっていますが【インドネシア/シンガポール】【フィリピン/マレーシア】では少し傾向が違います。

モバレ主要国における131ハイパー戦略の傾向の違い

【インドネシア/シンガポール】でよく見られるのは、「序盤は準備を整える」戦略。具体的には、序盤はファームして火力を育て、自陣のバフを獲得し準備を整えてから攻撃に転ずるというもの。

一方【フィリピン/マレーシア】では「序盤から積極的に仕掛ける」戦略が流行しています。具体的には、敵チームを自由にファームさせないことを優先し、相手にダメージを与えることでリコールさせファームを阻害してから、その後ゆっくり自分達の火力を育てるというものです。

今大会では、前者の【インドネシア/シンガポール】風の戦略を採用しているチームが大半で、Nimbusを始めとする一部チームが【フィリピン/マレーシア】スタイルの立ち回りを目指しているように思いました。

決勝10secondGaming+ vs NimbusGaming

決勝の対戦カードは非常にワクワクしました。なぜなら、10s側はインドネシア風、NimbusGamingはフィリピン風の立ち回りを用いる代表格であると認識していたからです。まるでインドネシアvsフィリピンのような試合になるのではと予想していました。

ところが、実際に試合が始まるとその予想と反した試合展開を見せ、とても驚かされました。

1試合目と2試合目はインドネシア風の比較的穏やかな展開でじっくりした試合。優勝を決する3試合目では、なんと10sが序盤から積極的に立ち回り、前に出続けることでNimbus側を抑え、最終的に10sが勝利を収めるという結果に。これには感動を覚えましたね。

今後、日本大会等で【フィリピン/マレーシア】に見られる積極的な試合展開を得意とするチームがもっと増えると良いなと期待しています。

最後に

今後の日本のモバレが発展していく為に絶対に必要な大会であるJMCが、更に回数を重ねて伝統と格式あるイベントになっていくことを期待します。

それを支えるのはモバレを普段から遊んでいるプレイヤーであり、大会に参加される選手の皆さんであり、運営に関わる全てのスタッフさんであり、実況解説を担当される山下さんとかずきちさんであり、何より大会を視聴し楽しむ視聴者の方々です。

日本でモバレ全体が盛り上がっていきますように。

JMC2を見逃した方はこちら!

第二回JMCの様子は動画アーカイブで見返す事ができます。見逃した方、再度見たい方は是非チェックしてください。

本記事のライター: Nabe

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