2019年11月14日行われたM1予選であるグループステージD。
日本代表チーム10secondGaming+がフィリピン、ロシアの強豪2チームに勝利し、M1の本戦「プレーオフ」へ進出、同時に世界ベスト8入りを果たしました。

その結果を受け、世界中の実況者/観戦者たちの驚きの声が飛び交う事態に。
それもそのはず、ゲーム内の優勝チーム予想では対戦相手であるフィリピンの強豪ONIC PHが750万票(16チーム中1位)、対して10secondGaming+が17万票(16チーム中14位)と、期待値はその差約45倍だったのです。

ONIC PHが拠点を置くフィリピンは、まさにモバイルレジェンドの本場。モバレは国民的人気を誇り、プレイ人口も桁違い。また大規模大会が複数行われており、プロチームも数多く存在。そんな過酷な環境で代表の座を勝ち取ったONIC PHは、名前実力共に世界が認める強豪チームの一つ。

対して10secondGaming+は、日本の代表。今や日本で一番の知名度を誇るモバレプレイヤーObuyan氏がチームリーダーとして2018の夏頃まで活動拠点としていたチーム。今年2019年M1開催を期にObuyanが再びチームリーダーとして10secondGaming+を再編成。
日本トッププレイヤーであり、共にモバレで切磋琢磨し高め合ってきたTotaka氏、Tomebo氏、Pappa氏、Surei氏、KOzu氏ら5名を集い結成。つまり出来立てホヤホヤのチーム。
その上、日本はモバレ主要大会MPLやMSCの参加国でなかったことから、国自体の実力が認知されておらず、今回のM1においての10secondGaming+はまさしくダークホース的存在だったわけです。
そして、いざこの2チームの試合が始まってみると、10secondGamingがONIC PHに2-0で勝利。

続いて2試合目、ロシア代表チームDEUS VULTにも2-0で勝利と、強豪2チームにストレート勝ちを納めたのです。
優勝予想投票の数値とは真逆の結果にモバレプレイヤーの誰もが驚いたことでしょう。

そして最後の1試合は優勝候補と名高いEVOS LEGENDSとの対決。両者負けなしの状態という、非常に熱い展開に。
なんと初戦を勝ち取り、EVOS LEGENDSに今大会初の黒星をつけました。
結果は1-2で、10secondGaming+は敗北を喫したものの、善戦したことで、日本の実力の高さを世界に知らしめることとなりました。
こうして10secondGaming+はグループステージDを2位通過。本戦である「プレーオフ」への進出を決め、M1ベスト8入りも確定しました。
🎊🎊テンセカの皆様、プレーオフ進出おめでとうございます!素晴らしい試合を見せていただいてありがとうございました!!本当にかっこよかったです!!😭😭
これから本戦でのご活躍も期待しております!#モバレ #モバイルレジェンド #M1 pic.twitter.com/Vfythr27cc
— 【公式】モバイルレジェンド (@MobileLegendsJP) 2019年11月14日
グループステージで素晴らしい結果を残した10secondGaming+。プレーオフでの活躍に期待が高まります。
プレーオフは11月15日-17日の全3日間に及んで行われます。詳しくはこちらの記事にまとめていますので、ぜひご確認ください。
また、グループDの様子は動画アーカイブとして残っていますので、見逃した方はぜひ。





